ITエンジニアに興味はあるけど、ITでもいろんな仕事がありそうだし、どんなものが自分に向いているかわからない。
そんな風に思っている人はたくさんいます。
僕も、大学で情報系の勉強をして、システムエンジニア(SE)になろうと思うまで、正直ITの仕事はどんなことをするのか知りませんでした。
だから、ITの仕事について詳しい僕が、ITのエンジニアの仕事の種類や給料について詳しく解説していきます。
この記事の信頼性を担保するために、僕の経歴をざっと紹介します。
・理系の国公立大学の情報系で4年間勉強をして、今年卒業
・ITエンジニアの仕事をする予定
・プログラミング言語は結構できる
→Java、Python、C言語、JavaScript、BootStrap、HTML、CSSなど
ITエンジニアの仕事の種類と給料
では、本題に移って、ITエンジニアの仕事と給料面について解説していこうと思います。
ITのエンジニアと言っても、把握できないくらいたくさんの種類の職種があります。
ざっと簡単に、ITのエンジニアの職種の種類を挙げておきます。
・システムエンジニア システム開発で顧客の要望を聞いてシステムの設計を行う
・プログラマー システムエンジニアが作ったシステムの設計書通りに、コーディング(プログラミングをすること)を行い、システムを開発する。
・インフラエンジニア サーバーやネットワークを設計・構築・運用する。サーバーやネットワークが正常に動作するように、監視・点検する。
大きく分けると、このような仕事になります。
給料は、新卒の場合だと、月給20万程度、30代になると30〜40万円程度になるでしょう。
ITエンジニア未経験で、始めの数年は他の業界と同じような給料の水準です。
しかし、エンジニアはフリーランスで仕事を取ってきて、それを本業にしている人も少なくありません。
フリーランスになってうまく仕事も取れれば、20代でも月収60万円以上は目指せる市場となっています。
システム開発で最も重要な役割を果たす「システムエンジニア」
まず、ほとんどの人が聞いたことのあるシステムエンジニアについて紹介しようと思います。
システムエンジニアの仕事は、主にシステム開発で言うシステムの設計(上流工程)の部分を行います。
簡単に言うと、システムエンジニアが、クライアント(仕事先)のお客が欲しいシステムを、クライアントの希望に沿って、システムを設計していくことを言います。
システムの設計がよくわからない人もいると思いますので、
システム開発の全体の流れを簡単に説明します。
システム開発には、段階があります。
- システムの設計を大雑把に、クライアントと決める (上流工程)
- 決めた内容を元に、細かい設計を固める (上流工程)
- コーディング(プログラミング)をして、システムを作る (中流または下流工程)
- デバック(システムのバグ(エラー)をチェックして、あれば修正する) (下流工程)
- 運用(実際に顧客に使ってもらう) (下流工程)
- 保守(システムにエラーや変更が合ったときに、対応する) (下流工程)
このような流れを、システム開発では行います。
これは、どのIT企業に言っても、同じ流れでシステムを開発しているので、覚えておくと良いです。
実際に、僕がIT企業に就活をしていた時も、業務の内容で何度も同じような説明をされました。
ITエンジニアは大半プログラムを書いているという勘違い
ITエンジニアって、一人でずっとプログラムを書いて仕事をしている印象が強いと思います。
僕も、IT企業にインターンシップにいくまで、一人で黙々とプログラムを書いているんだろうなと思っていました。
でも、自分が想像していたものとは、結構違いもちろんプログラムは書くのですが、それは一人でプログラムを書くわけではありません。
システムの機能ごとまたはそれより細かく分けて、それをチームでプログラムして作り上げていくイメージです。
また、ITエンジニアのコードを書く時間は、全体の仕事の2~4割です。もちろんプログラムを専門で書くプログラマーは、プログラミングを書く時間は長いですが、それ以外のエンジニアは、全体の業務の2~4割が一般的です。
ITエンジニアは技術があることも大事だが、それよりも誰とでもコミュニケーションを取れることが大事
ITエンジニアは他の職種よりも、コミュニケーションをあまり取っていないイメージがあるかもしれませんが、一番コミュニケーションが大事と言っても過言ではありません。
それは、クライアントの要望を聞いて、コミュニケーションを取って確認しながら、システムをチームで開発していくからです。
やはり、会社というチームで、一つの仕事をやっていく以上コミュニケーションをうまく取れることは必須です。
世の中いくら調べても、実際に経験してみないとわからないことがあります。
たくさん挑戦して見ることが、自分に合った職種を選ぶきっかけになります。