あなたは、記憶力が良いですか?
記憶力が良いと有利なことがたくさんあります。
勉強をするにしても、仕事をするにしても、過去の記憶に基づいて行動するので、
もちろん無いよりよりはあった方がいいです。
では、具体的に記憶力を高めるためには、どんなことをすれば良いのでしょう。
それは、覚えたいと思うものに、興味を持ちながら取り組むことです。
今までの経験から分かると思いますが、
興味の無いものを覚えようとするのは、非常に辛いものです。
絶対に途中で挫折してしまいます。
ですので、まず覚えるものの大前提として、
それにある程度の興味を持っていることが重要です。
次に、よく暗記を必要とする勉強で、
テスト範囲を全て読んで理解したはずなのに、
実際に問題を解いてみると、以外に忘れている経験をしたことがあるかもしれません。
それは、脳の仕組みによって記憶する容量が制限されているためです。
脳は、コンピュータのように複雑な処理を同時にしてくれる器官ですが、
脳にも処理できる限界があります。
そのために、全部読んで覚えようとしても、
脳は本当に重要だと思ったものしか、記憶しないように制限をかけています。
この脳の仕組みは重要で、
もし脳が制限をかけずに、全てのことを記憶に残そうとすれば、
私たちの全エネルギーでも脳には足りなく、
脳がオーバーヒートを起こします。
よって、脳は実際に覚えていないものでも、
脳を容量オーバーにしないために覚えたように錯覚させ認識します。
ですので、この脳の仕組みを知った上で、
効率よく暗記をしていけるように覚えたいものを選択して絞って、
暗記していく方が効率が良いです。
脳の特性を生かして物事を覚えたいならば、
ただ黙読で読むのではなく、
声を出してノートに書きながら覚えるのが効果的です。
その理由は、複数の神経を使うことで脳が活性化して、
普通に勉強するよりも記憶されやすいからです。
おそらく、ただ教科書を読んで勉強しているだけでは眠くなるでしょう。
それは、単純作業で考えることをあまりしないため、
脳が活発に活動しないためです。
声を出して、考えながらノートを書くことで脳が活発に活動します。
また、効率的に覚えたいならば、
自分で厳しく締め切りを設けて、
これが守れなっかたら、何らかのペナルティを与えるというやり方もいいでしょう。
この方法は、あなたも経験があると思いますが、締め切り効果と言い、
脳がクリエイティブに働き、
通常よりも格段に早く作業を終えることができます。
あなたも、自分に合った効率的な記憶方法を見つけて、
最短で物事を記憶していってください。